山並、山道、池、水の流れをイメージしたルートで、国立循環器病センター裏から千里遊歩道、千里北公園を経て万博外周へ

舗装路中心の他のルートと違い、前半は千里遊歩道の山岳コースからはじまり、広範は千里北公園の木々の間を抜けていくAルート。

当初はこんなルートを市内に何か所も作るつもりだったのかもしれません。

国立循環器病センター裏~

青山台3丁目交差点から少し南…というか、東にあるところからAルートはスタートします。まさに循環器病研究センターの裏です。移転したら風景が変わりそうな一帯です。

起点らしく片方向の三角形から始まります。府道119沿いに南東に進めと指しているようですが、無視して細い道を進みます。

閉鎖された阪神高速の藤白荘前あたりから、歩行者専用道になります。チャリダーは進めません。

すぐに階段が登場し、歩いてしか行けなくなります。車いすも脱落です。循環器病センター側には有刺鉄線付きのブロック塀が続き、しばらく進むと緑フェンスになります。

そんな道中に再び現れる歩行者専用道標識。向きとしては、今までと逆方向に向いて立っていますが・・・、そもそも徒歩以外に到達可能なんでしょうか。

歩き疲れたら、ベンチで休憩可能です。

今宮方向分岐点~

箕面市にぎりぎり入るかどうかのところに今宮方面への分岐点があります。

上の写真でいうと左上方から上ってきたわけなんですが、ぶらっと吹田の標識だけがそちらを差していて、三角はこれから向かう手前(西)方向と、右奥(東)方向を指しています。案内図などではこちらもルートに示されていますが、こちらを進むと市道小野原豊中線のすぐ南側の山道を進み、箕面市今宮3-28に出ます。箕面市内になるので、当然緑のネットワークルートの案内などはありません。また、路上駐車が多くカメラを向けるのも微妙でした。

再び戻り、東方向に進んでいきます。市境ぎりぎり…というか、箕面市側を歩いているようですが、箕面市側の住宅地とはフェンスで隔離されています。

吹田市側には竹林が広がっていますが、ドロボーはいけません。

フェンスと竹林に挟まれたコースを進んでいきます。

関西学院千里国際高等部の人工芝グラウンドがまぶしく飛び込んできたあたりで階段を下りて、グラウンド沿いに進みます。

関西学院千里国際高等部沿い~

右手に竹藪、左手に人工芝、どちらもフェンスに仕切られてます。

竹藪側(吹田市側)は、至る所に「立入禁止」の表示。よっぽど竹の子盗りが多いんでしょうか。千里国際を越えたあたりから、階段を一気に下って…。

そのあと上って…

左手のフェンスの向こうに、小野原の新しい住宅地が広がります。

突然現れた道標。緑のネットワークルートとは無関係のようです。千里遊歩道のものでしょうか。

階段の途中に木が倒れてきてようとも、気にせずに進んでいきましょう。

通路の途中に木が生えてきてようとも、気にせずに進んでいきましょう。道なのかどうか不安なゾーンを抜けると、右や左に折れながら急な階段を下り、突然平坦な緑地帯に入ります。

千里北公園

北公園の出入り口があるあたりで、<緑のネットワークルート>標識発見!斜めってます。

さらに案内図もあります。この地図によればこのあたりは千里緑地の扱いのようです…?

これまでの山岳地帯と打って変わって、平穏な道が続きます。

途中、左手に階段が現れますが、そちらには進まずに直進します。

現れたのはモニュメント「風の塔」

大きく左にカーブしながら坂道を下ります。

坂道を下りたところで「千里北公園」と木彫りの看板があります。近づかないようにロープで区切られていました。

公園を出ると<緑のネットワークルート>の標識がありますが、例によって向きが適当です。今は写真の左上方向から来ましたが、反対の三角は右上方向を差しています。こちらに進むと、風の塔手前で見つけた階段に出てしまって、無現ループとなってしまいますので、手前方向に進むことにします。

府道129号線~外周へ

金蘭の前を通って東へ進みます。まっすぐな道です。

阪大口のバス停を過ぎたところで、交差点南東角に<緑のネットワークルート>標識が現れます。今回は向きは正しそうですが…どこで道を渡ればよかったんでしょうか

とりあえず、横断歩道を渡って府道120号線の東側を南下していきます。旧小野原街道で、水遠池(ずいおんいけ)沿いに道は続きます。

大阪大学歯学部付属病院への入り口の交差点を通り過ぎます。

対岸に<緑のネットワークルート>標識が色褪せています。西側には歩道がないので、さすがにあちら側を歩けということではないと思います。

ぐねぐねと南下していきます。小野原街道の中でも交通量の多い区間です。緑はありますが…。

そのまま万博外周に合流するのかと思いきや、北消防署の手前で左にゲートが現れます。

これでもか!というくらいに[<緑のネットワークルート>]標識がつけられていますます。

万国博記念協会の御好意でショートカットできるそうです。…独立行政法人化された現在でも有効なんでしょうか?フェンスに仕切られていますが、竹林の中を歩いて行けます。ただし、足下は舗装されていますが、ボッコボコです。

ショートカット路を抜けると、府道129号線に合流します。こちらにも万国協会の御好意であることを感謝した看板がつけられています。ありがたや。ありがたや。

西口への階段&歩道橋をくぐってさらに進むと外周に合流します。

左手には「万博場周自転車道案内図」。場周…。そういえば外周道路って正式名称ではないですね。

そんな「万博場周自転車道案内図」の陰に隠れるように、[<緑のネットワークルート] 最後の標識がありました。ポールの両サイドについているようですが、反対側はどうやって見るんでしょう。

何はともあれ、ゴールです。お疲れ様でした。